獣医師の伊藤です。
年末と春の時期に配る恒例のカレンダー配布なのですが、卓上カレンダーと壁掛けカレンダーどっちが良いのか?という競争を春にしてみたところ、結局壁掛けカレンダーの方が人気だったということがわかったので、年末のカレンダーは壁掛けカレンダーになりました。
もう今現在配られつつあります。
来院される方が去年よりも多かったので今年はもっと多めに注文しております。
余ったら紙飛行機にして遊びます。
獣医師の伊藤です。
年末と春の時期に配る恒例のカレンダー配布なのですが、卓上カレンダーと壁掛けカレンダーどっちが良いのか?という競争を春にしてみたところ、結局壁掛けカレンダーの方が人気だったということがわかったので、年末のカレンダーは壁掛けカレンダーになりました。
もう今現在配られつつあります。
来院される方が去年よりも多かったので今年はもっと多めに注文しております。
余ったら紙飛行機にして遊びます。
今週末また台風が来るみたいですね。
「すごく進みが遅いから進路も予想できない。」みたいに言われていますが、例によって、直撃、もしくは大雨・暴風警報が発令されるレベルであれば、スタッフの安全上、病院は休診となりますのでご注意ください。
最近割と大きめの買い物をしました。
超音波診断装置(エコー)とレントゲン(の読影装置)です。
どちらも最新型のものでおそらく今月中には導入される予定です。
今でも超音波装置とレントゲン装置はあるんですが、近い将来壊れてもおかしくはなさそうだという具合だったので、5月くらいから補助金申請も含めて、診察が終わった後や休診日などに人知れず計画を進めていました。今も購入に必要な手続き等で色々と作業をしております。
新しくなることで機械が壊れるまでの寿命が延びるのはもちろんのこと、検査の精度や検査にかかるスピードも大幅に短縮される予定です。
特に検査の値段などは今までと変わらないのでご安心ください。
最近、トリミングサロンなどで「皮膚に問題があるからあの病院行ってきたら?」といった具合で紹介されて来院されることがチラホラあります。
1つ1つ、どこどこのトリミングサロンから来られたかは把握出来ていないのですが、この場を借りて「ご紹介ありがとうございます。」とお伝えしたいと思います。
もう少ししたらEPARKさんというサイトでも病院の紹介ページが載る予定なのですが、ここのホームページを作る時や、そういうサイトから取材を受ける時に「先生の得意な診療分野は何ですか?」と聞かれることがあります。
そういう時、僕は「僕がこれを得意だなんて言ったら、その分野をもっと専門的に勉強されておられる諸先生方に対して失礼だ」という思いがあり「特に得意な分野はありません」と答えています。ホームぺージという広告としては「あえて」とか「強いて言えば」とかでも何か言った方がいいのかもしれませんが、僕は普段診療していく上でどの分野も満遍なく知識が必要と思っているので、マイペースにそう答えています。
僕の立ち位置というのは学校の先生で言うなら、数学の先生とか英語の先生というよりは、国数英社理、5教科全て教える小学校の先生というイメージで、音楽で言うならクラシックを聞く人、洋楽を聞く人というよりは、満遍なく音が鳴っているなら何でも聞きますみたいなスタンスです。
獣医の世界でも「認定医制度」や「専門医制度」というものは実はあります。
特に「この分野が好き!」という先生が学会発表したり、症例を報告したり、セミナーに参加したり、一定の基準を満たして試験に合格すると「○○科認定医」などの称号が与えられることになります。
大学や二次診療施設の先生でなくても、一次診療施設(いわゆるホームドクター)の先生でも資格を取られる方もおられます。
勤務医時代、京都のゆう動物病院で働いていた時は、院長先生が皮膚科認定医の先生だったので、院内の勉強会などでは皮膚科の内容が多かった分、それに付いていくように僕が皮膚科を勉強した割合は少しだけ・・・ちょびっと多めかもしれません。ちょびっと。
その時は皮膚で何かわからないことやそれまで疑問に思っていたことを聞けば何かしら答えてもらえる環境にいたので恵まれていたなぁと思います。
どの分野においても知識や治療法は日々更新され、常に勉強が必要ですし、複数の診療科の病気を同時に相手にしなければいけないこともままあります。
こっちの病気にはこの薬を使った方がいいけど、別にこの病気があるから使えないなんてことは珍しくありません。それでも何とか調子が悪いのをうまいこと軽減出来ないかと、文献や今までの経験、飼い主さんの希望などから総合的に判断して治療法を考えて提案しています。
そのためにも好き嫌いせずに色んなことを知っておくに越したことはないと思っています。
獣医師の伊藤です。
ツバメシリーズも一区切りでツバメは無事巣立っていったみたいです。
病院の屋上に上がるとたくさんのツバメが病院の周りを飛んでいたのでその中に巣立っていったやつもいるのだろうかと感慨深い気分になりました。
(写真は巣立つ前くらいのツバメのヒナたちです。あんまり親と変わらないように見えますが、まだヒナの名残のモケモケした産毛みたいなのが羽の間から見え隠れしています。)
ただ感慨に浸っているのもつかの間、巣立ちが終わったら巣の撤去作業が待っています。
調べているとツバメ類はツバメトコジラミといういわゆる「南京虫」の一種を持っていることがあるらしく、ツバメがいるうちはいいんですが、巣立って行った後に吸血対象を失ったトコジラミが屋内に入ってくることがあるらしいとのこと。
そのままにしておくわけにはいかない。ツバメの巣、ぶっこわs・・・(この発言に政治的な意味は含まれておりません。)
そんなこんなでお昼の時間にツバメの巣を撤去、焼却(雑草除去用のバーナーで)、廃棄致しました。
また来年以降も一から頑張って作ってください。
獣医師の伊藤です。
先日ツバメのヒナが生まれ、軒下でエサを待っております。
大雨にも負けず、今朝も元気そうでした。
ツバメのヒナには生まれつき巣の中を汚さないように巣の外にお尻を向けてうんこをするという機能が備わっていて、生まれた瞬間からそんなことが出来るなんてよくできたものだなぁ、と自分の子供(生後3か月)のオムツを替えながら不思議に思っています。
その分ツバメの巣の下は今、危険度が増していますのでご来院の際にはお気を付けください。
ヘビやカラスに襲われることもあるそうですが、自然のことは自然に任せることにします。
襲うヘビやカラスも子供を育てるために頑張っているのかもしれないですしね。
ただ、心情としては無事に巣立っていってほしいですね。
獣医師の伊藤です。
スタッフの人数が増えてきて名前がわからないと不便な時もあるだろうということで最近名札を導入しました。
良い名札はないものかと色々探していて見つかったのがこれです。
「普通の名札やないかい」と思われた方も多いと思います。
見た目はごく普通の名札です。
でも違うんです。と。
見てください、この洗練されたしなやかなボディ!!
そう、この名札、柔らかいんです。安全ピンなども付いていません。
どうしても動物を押さえたり、抱えたりする仕事なので、動物に当たっても痛くない名札というものを探していました。
まぁ名札が固くても気をつけていれば全然問題ないんですけどね。
逆に問題なのは柔らかくてプラスチックに包まれていないので気づかずに洗濯機で回してしまうと一発でダメになってしまいそうということです。
ちなみに僕は独身時代にボールペンをよく洗濯してました。
気を付けているつもりでもボールペンは気が付けば洗濯機にいるもの。
獣医師の伊藤です。
さっき発見したんですが、今年フィラリアで配った卓上カレンダー、11月3日の「文化の日」が「敬老の日」にミスプリントされていることに気が付きました。
同じ祝日は祝日なんですが、ここで印刷ミスがありましたことのお知らせとお詫びを申し上げます。
大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
僕は今年はたくさん敬老することにします。
獣医師の伊藤です。
前回の投稿から1週間ほどでツバメの巣が竣工いたしました。
最近は夜でも巣の中にツバメがいます。
調べてみるとツバメは1日数百回もヒナに餌を運ぶために巣を往復するそうですね。
個人的な話ですが、先日長男が生まれ、ツバメの巣が完成する頃に新型コロナの関係で長く里帰りしていた妻と子供が岡山に帰ってきました。
ツバメと一緒に子育て頑張ります。
ただいまツバメ建築が病院の軒下に(勝手に)夢のマイホームを建てようとしています。
まだ新人なのか、巣になっていく分より下に落ちている土くれの方が多く、施工は難航しているようです。
しばらくは駐車場が汚れると思いますが、ご理解とご協力をお願い致します。
獣医師の伊藤です。
病院玄関の横を少し覗くと赤いバイクがあります。
たまに気づかれて「あれ先生のバイク?」と聞かれることがあるんですが、そうです僕のバイクです。
もし僕にイラっとすることがあっても10円玉で擦ったりするのはやめてください。お願いします。
冗談はさておき、あの位置にあるのはあそこ以外置くところがないからです。
人目に付かないもっと奥に持っていこうと試したこともあるんですが、ハンドルが引っかかってしまってダメでした。
大学2年生の時にローンで購入してからかれこれ15年近くになります。
大型二輪の免許は持っていますが、なにせ大学生、大型は維持費がかかるので中型のバイクにしました。
車よりも燃費が良いので長距離旅行する時にはよく使っていました。
大学がある鳥取から北海道の旭山動物園まで行ったこともありますし、沖縄の美ら海水族館まで行ったこともあります。
実習とかではなく観光ですね。
あれから10年以上経ち、妻子がいて動物病院もしていて、「自分探しの旅」をするような立場ではなくなりましたが、あの時一人旅をして感じたことは今の自分を作っていくうえで大切な時間だったと思っています。
京都にいる時もよく乗っていましたが、最近は病院の買い出しなど行くのに車が便利なのでついつい車で外に出てしまい、あまり乗る機会がなくてちょっとかわいそうですね。
ちなみに第二駐車場(L&Aデザインさんの隣のところ)の端っこにある白いハスラーが往診車兼自家用車です。
もし僕にムカっとすることがあっても粗塩を擦り込んだりするのはやめてください。お願いします。
冗談はさておき、「往診なんてやってるの?」という話なんですが、往診車も救急車みたいなものではなく、実際出来ることも院内に比べたら随分限られます。
もちろん病院に連れてこれれば連れてくるに越したことはないです。
診察時間中にホイホイ外に出ていくわけにもいかないので、手術のない日のお昼とか診察が終わってからという制限もありますが、免許返納などの話題も多い今、「往診では出来ることが限られてるからうちは診ません」という言うのも何だかご無体な感じもするので、「往診でもわかる範囲で、診れる範囲で頑張って診てみましょうか」というスタンスでやっています。
今は獣医は僕一人でやっているのですが、今後獣医師が増えるようなことがあれば、診察時間中でも往診に行けるかも、という日がやってくるかもしれませんね。