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最近、トリミングサロンなどで「皮膚に問題があるからあの病院行ってきたら?」といった具合で紹介されて来院されることがチラホラあります。

 

1つ1つ、どこどこのトリミングサロンから来られたかは把握出来ていないのですが、この場を借りて「ご紹介ありがとうございます。」とお伝えしたいと思います。

 

 

もう少ししたらEPARKさんというサイトでも病院の紹介ページが載る予定なのですが、ここのホームページを作る時や、そういうサイトから取材を受ける時に「先生の得意な診療分野は何ですか?」と聞かれることがあります。

 

そういう時、僕は「僕がこれを得意だなんて言ったら、その分野をもっと専門的に勉強されておられる諸先生方に対して失礼だ」という思いがあり「特に得意な分野はありません」と答えています。ホームぺージという広告としては「あえて」とか「強いて言えば」とかでも何か言った方がいいのかもしれませんが、僕は普段診療していく上でどの分野も満遍なく知識が必要と思っているので、マイペースにそう答えています。

 

僕の立ち位置というのは学校の先生で言うなら、数学の先生とか英語の先生というよりは、国数英社理、5教科全て教える小学校の先生というイメージで、音楽で言うならクラシックを聞く人、洋楽を聞く人というよりは、満遍なく音が鳴っているなら何でも聞きますみたいなスタンスです。

 

 

獣医の世界でも「認定医制度」や「専門医制度」というものは実はあります。

特に「この分野が好き!」という先生が学会発表したり、症例を報告したり、セミナーに参加したり、一定の基準を満たして試験に合格すると「○○科認定医」などの称号が与えられることになります。

大学や二次診療施設の先生でなくても、一次診療施設(いわゆるホームドクター)の先生でも資格を取られる方もおられます。

勤務医時代、京都のゆう動物病院で働いていた時は、院長先生が皮膚科認定医の先生だったので、院内の勉強会などでは皮膚科の内容が多かった分、それに付いていくように僕が皮膚科を勉強した割合は少しだけ・・・ちょびっと多めかもしれません。ちょびっと。

その時は皮膚で何かわからないことやそれまで疑問に思っていたことを聞けば何かしら答えてもらえる環境にいたので恵まれていたなぁと思います。

 

どの分野においても知識や治療法は日々更新され、常に勉強が必要ですし、複数の診療科の病気を同時に相手にしなければいけないこともままあります。

こっちの病気にはこの薬を使った方がいいけど、別にこの病気があるから使えないなんてことは珍しくありません。それでも何とか調子が悪いのをうまいこと軽減出来ないかと、文献や今までの経験、飼い主さんの希望などから総合的に判断して治療法を考えて提案しています。

そのためにも好き嫌いせずに色んなことを知っておくに越したことはないと思っています。

2020年8月31日更新
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