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獣医師の伊藤です。

 

病院玄関の横を少し覗くと赤いバイクがあります。

たまに気づかれて「あれ先生のバイク?」と聞かれることがあるんですが、そうです僕のバイクです。

もし僕にイラっとすることがあっても10円玉で擦ったりするのはやめてください。お願いします。

 

冗談はさておき、あの位置にあるのはあそこ以外置くところがないからです。

人目に付かないもっと奥に持っていこうと試したこともあるんですが、ハンドルが引っかかってしまってダメでした。

 

大学2年生の時にローンで購入してからかれこれ15年近くになります。

大型二輪の免許は持っていますが、なにせ大学生、大型は維持費がかかるので中型のバイクにしました。

車よりも燃費が良いので長距離旅行する時にはよく使っていました。

大学がある鳥取から北海道の旭山動物園まで行ったこともありますし、沖縄の美ら海水族館まで行ったこともあります。

実習とかではなく観光ですね。

あれから10年以上経ち、妻子がいて動物病院もしていて、「自分探しの旅」をするような立場ではなくなりましたが、あの時一人旅をして感じたことは今の自分を作っていくうえで大切な時間だったと思っています。

京都にいる時もよく乗っていましたが、最近は病院の買い出しなど行くのに車が便利なのでついつい車で外に出てしまい、あまり乗る機会がなくてちょっとかわいそうですね。

 

ちなみに第二駐車場(L&Aデザインさんの隣のところ)の端っこにある白いハスラーが往診車兼自家用車です。

もし僕にムカっとすることがあっても粗塩を擦り込んだりするのはやめてください。お願いします。

 

冗談はさておき、「往診なんてやってるの?」という話なんですが、往診車も救急車みたいなものではなく、実際出来ることも院内に比べたら随分限られます。

もちろん病院に連れてこれれば連れてくるに越したことはないです。

診察時間中にホイホイ外に出ていくわけにもいかないので、手術のない日のお昼とか診察が終わってからという制限もありますが、免許返納などの話題も多い今、「往診では出来ることが限られてるからうちは診ません」という言うのも何だかご無体な感じもするので、「往診でもわかる範囲で、診れる範囲で頑張って診てみましょうか」というスタンスでやっています。

今は獣医は僕一人でやっているのですが、今後獣医師が増えるようなことがあれば、診察時間中でも往診に行けるかも、という日がやってくるかもしれませんね。

 

 

2020年5月24日更新
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